転職を決意したとき、やらないほうが賢明な行動を紹介します。
特に初めて転職する人は何が正解で、何がNGか分からないと思いますので、私なりに3つNG行動を紹介します。
この記事はこんな人におすすめ
- 初めて転職する人
- 現職に不満がある人
- 転職が決まった人、転職活動中の人
1.上司や会社の人に相談
上司や会社の人に相談するのは、転職前の段階では避けるのが無難です。
相談することで会社に情報が広まり、現在の仕事内容に影響を与えたり、評価に影響する可能性があります。
具体的には、
- 仕事の量が減る、重要な仕事を任されない(すぐ辞める人には任せられない)
- 人事評価が落ちる可能性がある(上司によっては忠誠心を大事にする人も一定数存在)
- 上記のような状態では、現職での出世に悪影響が出る
場合によっては会社が引き留めるために給料が上がったり、仕事内容が良い方向に見直されたりするケースもありますが、基本的にはレアケースです。
相談するのであれば、信頼がおけて情報流出の心配がない上司・同僚のみにしましょう。
2.すぐに転職サイトに登録
転職を考えているからと言って、とりあえず転職サイトに登録することも私はおすすめしません。
理由は1つで、
- エージェント(転職サイトの営業)にカモにされる
詳しく説明します。
転職サイトの多くは利用者(私たち)は無料で利用できます。(一部の有料型:ビズリーチなどは除く)
では転職サイトの運営企業は何で収益を上げているかというと、転職者(私たち)が企業に転職したらその年収の○○%を紹介料として企業から受け取ります。
つまり、転職サイトにとって私たちは「商品」であり、この商品(私たち)が売れないと収益が上がらないわけです。
すべての転職サイトはそうでありませんが、転職者の希望や事情をないがしろにし、とにかく転職させようとする転職サイトも中にはあります。
自己分析が十分にできていない段階、自分の理想の転職とは何かが固まっていない段階で転職サイトに登録してしまうと、エージェントの言いなりになってしまい希望していたものとは違う転職になる可能性があります。
エージェントに商品として販売されるのではなく、私たちがエージェントを使って理想の転職をサポートさせるぐらいの気概と準備が必要です。
3.現職に不満しか目を向けない
転職を決意した、あるいは転職が決まったからと言って現職に不満しか目を向けないのはやめましょう。
まず、転職が決まっていない段階では、1.上司や会社の人に相談と重複しますが、現職での立場、上司からの評価が悪くなる可能性があるので保身のためにもやめましょう。
また転職の内定が出たからといって、現職に不満しか持たないのもやめたほうが良いです。転職後は必ず「前の会社はどんな会社だった?」と聞かれます。
前職の不平不満ばかり話してしまうと、「この人は文句ばかり言う人」だと思われ印象が良くありません。
前職で良かった点を話せると、次の職場で良い点を取り入れ、業務や体制の改善につながったりもします。
複数の会社の事情を知っているというのはそれだけで強みになります。職場をフラットに見つめ良い点・悪い点を整理できるようになりましょう。
4.まとめ
NG行動3選
- 上司や会社の人に相談
- 信頼できる上司・同僚のみに相談しましょう。
- すぐに転職サイトに登録
- 自己分析・自分の理想の転職が固まってから登録しよう
- エージェントに売られるのではなく、エージェントにサポートさせる意識が重要
- 現職に不満しか目を向けない
- 転職先で複数の会社の事情を知っているというのは強み
- 良い点・悪い点をフラットに整理しよう
最後までお読みいただきありがとうございました。
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