ホワイト企業をやめるべきか?20代~30代がもつべき3つの視点

はす

仕事は楽だし、残業も少ない。でもやりがいは感じられず、キャリアのイメージもつかない。
でもホワイト企業なので辞めるのは勿体ない…。辞めるべきか悩んでいて、踏ん切りがつかない。

同じ悩みを持っている人結構いらっしゃるのではないでしょうか?
私も同じ悩みを持っていました。

20代~30代は転職市場においてもっとも価値のある年代で、ポテンシャル採用で新卒では入れなかった大手企業に入社できるチャンスもあります。
また20~30代は今後のメシの種を育てる大切な時期です。
冷静に今を見つめ、今のままで良いのか選択する時です。

『ぬるま湯ホワイト企業』から転職し、成長環境を手に入れ、やりがいのある仕事と年収アップを叶えた私が、ホワイト企業をやめるべきか?という問いに自分の経験を踏まえて解説します。

ホワイト企業なのに辞めるべきか悩んでいる方、ぜひご覧ください!

この記事で言いたいこと

ホワイト企業をやめるべきかは、以下の3つの視点で考える
 ①会社:経営状況、成長機会、キャリア展望、風土、給与
 ②自分自身:人生でやりたいこと、本当はやりたいorやりたくない仕事
 ③転職市場:募集されている求人に応募できるか?

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大手電機・精密機械メーカー経理職
Profile
新卒9年間「働きやすいけれど成長実感のない」ぬるま湯ホワイト企業に勤務。
将来のキャリアに危機感を感じ、30代で大手電機・精密機械メーカーに転職。
現在は経理職として、決算、事業計画、M&Aなどの重要業務に従事しています。
転職後はスキルも年収も飛躍し、200万円の年収アップとやりがいある仕事を手に入れることができました。
このブログでは、当時の自分と同じように「会社に大きな不満はない。でもこのままでいいのか不安」 と感じている人に向けて、20〜30代での“攻めの転職”のリアルとノウハウを発信しています。


これから紹介する3つの視点で、自分を取り巻く環境について整理してみましょう。
先に行っておくと3つのうちどれが欠けていてもNGです。

はじめに

これから紹介する3つの視点で、自分を取り巻く環境について整理してみましょう。
先に行っておくと3つのうちどれが欠けていてもNGです。

1

『会社』の視点:自社を評価してみよう

以下の事項で自社を評価してみましょう。
とはいえ、結構考えるのが大変だと思いますので、わかりやすいように私の例も載せておきますね。

自社を評価してみよう

【経営状況について】
 ①業績
 ②事業の成長性
 ③競合との比較

【成長機会について】
 ④スキル・経験を積める環境か
 ⑤今の部署以外でスキル・経験は積めるか

【キャリア展望について】
 ⑥5年後・10年後のキャリアをイメージできるか
 ⑦役職ポストには早期からチャレンジ可能か

①業績:
 5年間横ばい/成長なし。ただしマイナス成長でもない
②事業の成長性:
 国内向けの先細り市場。未来は明るくない。ただシェアだけはあった。
③競合との比較:
 完全に負けている。競合は厳しい環境でも業績を上げていた
④スキル・経験を積める環境か:
 新しいプロジェクトの発足はなく、毎日ルーチンワーク。
⑤今の部署以外でスキル・経験は積めるか:
 経営企画部などの一部の部署であれば可能性あり。
⑥5年後・10年後のキャリアをイメージできるか:
 毎日ルーチンワークなので難しい。ルーチンワークのプロにはなっているかも
⑦役職ポストには早期からチャレンジ可能か:
 不可。年功序列。評価は関係なし。

2

『自分』の視点:自分に問いかけよう

いくら良い会社にお勤めでも、やりたいことができなかったり、あるいはやりたくもない仕事をやらされていたりしていませんか?
「誰かのためだから」と自分をだましていませんか?
環境が、家族が~などはすべて後付けの理由です。
考えるべきは「自分がどうしたいか」まずはそこからスタートです。

自分に問いかけてみよう

【仕事内容について】
 ①今の仕事はやりたい仕事か?
 ②やりたい仕事は何か?
 ③やりたくない仕事は何か?

【人生設計について】
 ④仕事以外で人生でやりたいこと・やってみたいことはあるか
 ⑤それは今の会社にいれば叶うのか

①今の仕事はやりたい仕事か?
 いいえ。ルーチンワークのプロになりたいわけではない
②やりたい仕事は何か?
 本当は企画職でアイデアを出すようなカッコいい仕事もしたい
③やりたくない仕事は何か?
 誰でもできるような仕事
④仕事以外で人生でやりたいこと・やってみたいことはあるか
 ある。地元に帰ってマイホームを建ててみたい
⑤それは今の会社にいれば叶うのか
 無理。基本的に東京からは動けない

3

『転職市場』の視点:求人を見てみよう

最後に転職市場の視点で考えてみましょう。

ここで考えるのは自分が転職市場で価値があるのかどうか。
実際に求人を見てみましょう。この際、年収を現在年収⇒+100万円⇒+200万円と上げてみるのがおすすめです。
年収をあげるのはそれがあなたの5年後、10年後の姿だからです。

例:転職サイトで検索 私の前職の場合

  • 職種:財務経理職
  • 勤務地:東京、関東
  • 業種:メーカー(自分の業界のものを選択)
  • 雇用形態:正社員
  • 年収:現在のもの⇒+100万円⇒+200万円と順に検索
  • その他こだわり:完全週休二日制、年間休日120日以上

今のままであれば一部の企業の求人に応募できそう。
ただし、+100万円、+200万円(5年後・10年後)になると、今の職場ではスキル・経験が不足しそう。
つまり、今はギリギリ価値のある人間だが、5年後~は賞味期限が切れる。

4

まとめ:3つの視点のどれが欠けてもNG

ここまで付いてきて頂きありがとうございます。

3つの視点はそれぞれ独立しているわけではなく、密接に関係していると私は考えています。
会社の成長環境が整っていなければ、市場価値なぞ上がるわけもないですし、
やりたくない仕事ばかりでは仕事に熱が入らず、スキル・経験の天井がすぐに見えます。
多くの企業で評価されないスキルを必死に磨いたとして、そのスキルで会社は成長するのでしょうか。

一度冷静に今の状況を分析してみることをお勧めします。
大切なのは、自分で選ぶということ。
結果的に今の会社に残ってもそれは自分で選んだことですから正解です。
もしも転職を選ばれる場合は、このブログでも私の経験を通じた転職ノウハウをお伝えしていきますので、ご覧いただければ幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

はす
はす
大手電機・精密機械メーカー経理職
Profile
新卒9年間「働きやすいけれど成長実感のない」ぬるま湯ホワイト企業に勤務。
将来のキャリアに危機感を感じ、30代で大手電機・精密機械メーカーに転職。
現在は経理職として、決算、事業計画、M&Aなどの重要業務に従事しています。
転職後はスキルも年収も飛躍し、200万円の年収アップとやりがいある仕事を手に入れることができました。
このブログでは、当時の自分と同じように「会社に大きな不満はない。でもこのままでいいのか不安」 と感じている人に向けて、20〜30代での“攻めの転職”のリアルとノウハウを発信しています。

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