大手企業に転職した私の転職データを公開!通過率は?年収はどれだけ上がった?

年齢・経歴・在籍年数・転職活動期間、応募社数、書類・面接通過率、年収アップの内訳など
私の実際に転職に関するデータを公開します。
新卒から9年間、いわゆる“ぬるま湯ホワイト企業”で働いてきました。
特に不満もなく、定時で帰れて、有給も取りやすい。けれどある日ふと、「このままでいいのか?」という不安が頭をよぎりました。
そんな私が一念発起し、年収200万円アップ&大手メーカーに転職。今では、決算・事業計画・M&Aまで任される充実した日々を送っています。
今回はその転職活動で得たリアルなデータを、応募数・通過率、実際の職務内容や年収の変化まで包み隠さず公開します。
「転職すべきか悩んでいる」「今の職場に成長実感がない」と感じている方、実際に転職活動中の方も含めぜひご覧ください!
- 小規模会社から大手企業も年齢と経験がマッチしていれば十分に狙える
- 会社の規模間は関係なく合否が出る(小さいから合格しやすいわけではない)
- 書類で合否が大体決まる
- 転職活動は早ければ1か月程度。書類合格から最終面接までは2週間もあれば終わる
- 年収・やりがいを手に入れた代わりに残業時間がアップ
転職当時のプロフィール
転職当時の私のプロフィールです。
- 年齢:32歳
- 会社:売上規模 1,000億円程度
- 年収:500万円
- 勤続:9年
- 職歴:経理職を中心に、2年ほど経営企画を経験
- 資格:簿記2級、TOEIC700点台
- 経験:制度決算の経験と、企画職で社内プロジェクトを1年担当
- 強み:調整力(実際に職務経歴書に書きました)
- 弱み:頭で考えてからでないと行動に移せないこと(実際に面接で言いました)
転職活動期間/応募・面接データ
以下のテーブルが私の転職時のデータです。
経営企画と経理を両方経験しておりましたので、エージェントの方のアドバイスに従い、両方の職種で応募しました。
売上規模 | 書類(含SPI) | 1次面接 | 最終面接 | |
①A社 (企画寄りの経理) | 1兆↑ | ○ | ○ | ○ |
②B社(企画) | 1兆↑ | ○ | ○ | 辞退 |
③C社(企画) | 1兆↑ | ○ | ○ | 辞退 |
④D社(企画) | 5,000億↑ | ○ | 辞退 | ー |
⑤E社(経理) | 1兆↑ | ○ | 辞退 | ー |
⑥F社(経理) | 1兆↑ | × 連絡なし | ー | ー |
⑦G社(経理) | 1兆↑ | × | ー | ー |
⑧H社(経理) | 1000億↑ | × | ー | ー |
⑨I社(経理) | 5,000億↑ | × | ー | ー |
⑩J社(経理) | 1兆↑ | × | ー | ー |
転職活動期間:約1か月 |
・書類通過率:50%
・転職活動期間:1か月
・会社の規模間は関係なく合否が出る(小さいから合格しやすいわけではない)
・直近の職種であった経理職が合格率が悪く、企画職はすべて書類通過
⇒お断り理由で実際に言われたのが「新卒から一貫して経理の人が欲しい」
⇒職種に寄っては一貫性が求められる
⇒企画職は様々なバックボーンの人が欲しいということで合格が出やすかった
・書類が通れば、1次面接まではいける
・転職活動は早ければ1か月程度。書類合格から最終面接までは2週間もあれば終わる

最終的には①の企業に入社しました。
基本的にどの企業に受かっても行くつもりだったので、最初の内定が出た段階ですべて辞退。
結果的に売上規模で10倍も大きいも大きい会社に入社できましたが、これは以下の記事で書いた通りポテンシャル採用のおかげ。
補足:受かった後に採用担当の人事に聞いた話
「書類段階で概ね決まっている。あとは受け答えに淀みがないか、一貫性を面接で見ている」とのことでした。
書類というのは職務経歴書のこと。作りこみは必須。

転職後の年収と仕事内容の変化
転職後 | 前職 | 備考 | |
年収(※残業代除き) | 転職時:600万円 2年後:700万円 | 500万円 | 転職時で+100万円年収アップ。 大手はベアや定期昇給が大きいので特に昇格していないが年数を重ねれば年収が上がった |
残業時間 | 15時間/月 | 5時間/月 | 残業時間はアップ |
福利厚生 | ・福利厚生ポイント10万円 ・家賃補助6割 | ・福利厚生ポイント3万円 ・家賃補助8割 | ややダウンか |
仕事内容 | ルーチン+新規プロジェクト (M&AやAI活用など) | ルーチン系 | やりがいアップ |

年収があがり、仕事のやりがいも上がった。
代わりに残業時間が増え、福利厚生がやや悪化という結果(福利厚生は十分にいいと思えるが)。
高度な仕事も増えましたが、やりがいと見合う報酬が用意されているので転職には満足しています。
まとめ:ポイントは書類を通過させること
ポイントはやはり書類が通過するかどうかです。
書類され通れば、あとはよほど大きな問題がない限り面接も通ります。
仮に面接が落ちた場合は、面接官との相性が悪かったか、書類と面接のストーリーが食い違っていた(一貫性がない)などの要因となります。
相性問題は正直運ですが、一貫性に関しては事前準備(面接練習)で対策可能です。
私もエージェントの人と面接練習を行い、一貫性が崩れないように対策しました。
おかげで受けた面接はすべて通っています。
最後までお読みいただきありがとうございました。ご参考になれば幸いです。

将来のキャリアに危機感を感じ、30代で大手電機・精密機械メーカーに転職。
現在は経理職として、決算、事業計画、M&Aなどの重要業務に従事しています。
転職後はスキルも年収も飛躍し、200万円の年収アップとやりがいある仕事を手に入れることができました。
このブログでは、当時の自分と同じように「会社に大きな不満はない。でもこのままでいいのか不安」 と感じている人に向けて、20〜30代での“攻めの転職”のリアルとノウハウを発信しています。
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