ぬるま湯なホワイト企業勤めだが年収が低い。年収のために転職して良いのか？

今の仕事に特段の不満はない。
定時で帰れるし、上司も穏やか。
ただ――年収が、ずっと上がらない。

「ぬるま湯ホワイト企業」にいながら、ふと感じる“お金の壁”。

このまま今の環境に留まるべきか、
それとも年収アップを目指して転職すべきか？

私自身の経験を踏まえて言えることがあります。

転職して良いか？
YES。転職してよいです。

ただし、失敗しないために大事なポイントもいくつかあります。

はす

大手電機・精密機械メーカー経理職

Profile

新卒9年間「働きやすいけれど成長実感のない」ぬるま湯ホワイト企業に勤務。
将来のキャリアに危機感を感じ、30代で大手電機・精密機械メーカーに転職。
現在は経理職として、決算、事業計画、M&Aなどの重要業務に従事しています。
転職後はスキルも年収も飛躍し、200万円の年収アップとやりがいある仕事を手に入れることができました。
このブログでは、当時の自分と同じように「会社に大きな不満はない。でもこのままでいいのか不安」 と感じている人に向けて、20〜30代での“攻めの転職”のリアルとノウハウを発信しています。

中小企業や古い体質の企業では、以下のようなケースが多々あり、長く勤め上げても給料の天井が低いということはありませんか？（私の前職はそうでした）

• 業績は悪くないが給与テーブルが硬直している
• 年功序列で昇給/昇進が遅い
• 管理職になっても給与が大きく増えない

この記事を読んでいるあなたも年収の低さで悩んでいるものの、転職には踏み切れていないのではないでしょうか。
その理由は「ぬるま湯だから」ではないでしょうか。
「楽だから」「ストレスフリーだから」「人間関係が良好だから」…「今の環境を手放すのが勿体ない」ということではないでしょうか。

その考えは危険かもしれません。

ぬるま湯な企業にいるとあなたの「市場価値」を低下させます。
特に20～30代前半は飯のタネを植え、育てる期間。この期間に何も学べていないと市場では「使えない人」とされます。
（詳しくは以下の記事を参考にしてください）

快適だけど危ない？『ぬるま湯ホワイト企業』が20~30代にとって危険な理由

注意点として「年収だけ」を目的に転職すると、ミスマッチを起こすリスクがあります。

具体的には、

• 激務過ぎて体を壊した/家庭環境が悪化した
• 職場の人間関係がギスギス
• 思っていた仕事と違った　等々

転職理由が「年収だけ」だった場合に起こりやすいです。
だからこそ次のような視点を持っておくのが大事です。

転職を成功させるために年収以外にも「得たいもの」を明確にすることが重要です。
例えば、

• 年収＋成長環境：ハイレベルな同僚、大きな仕事、実力主義
• 年収＋専門性：会計、IT、マーケティングなどのスキルを深堀できる環境
• 年収＋市場価値：転職先の会社名、次の転職に生かせる普遍的なスキル

このすべてを叶えるのが売上高が5000億や1兆円などの規模間の「大手企業」だと考えています。
以下の記事で大手企業を目指すべき理由と、転職後のギャップについて記載していますので合わせてご覧ください。

20代～30代の転職は大手企業を目指すべき理由

ぬるま湯企業から大手企業に転職して感じたギャップとは？

以下の記事を再掲しますが、ぬるま湯企業で年齢を重ねてしまうと市場価値は低下し、
転職することすらできなくなります。その企業の年収が上がらないのであれば、あなたの年収は一生そのレールの上で大きな財産は築けません。

快適だけど危ない？『ぬるま湯ホワイト企業』が20~30代にとって危険な理由

しかし、若いうち（２０代～３０代）であれば、まだ間に合います。
この年齢はポテンシャル採用も狙えるチャンスの時期。

まずは自分のスキル・経験を棚卸し、年収＋αで転職の目的を考えましょう。
意識を変えれば、ぬるま湯企業の中でも転職に使えるエピソードや経験は培えるはずです。

現状維持を脱出し、より良い人生を目指しましょう！

最後までお読みいただきありがとうございました。皆様のヒントになれば幸いです。

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