転職したら毎日激務?ぬるま湯ホワイト企業→大手転職者のリアルな働き方


大手企業への転職って言うけど、毎日終電の激務なんじゃないの?

確かに忙しさはあるけど、実際は“激務”というより
“メリハリ×裁量”の働き方だったんだ。

え、どんな感じなの?

月の残業は20時間前後。月初は忙しいけど月末は定時退社OK。
週2〜3日は在宅+フレックスで自由に働けるよ。
忙しさは“会議+集中作業”で、裁量が大きいから自分で仕事を回せるんだ。詳しくは下で解説するね。
大手企業に転職すると「激務で消耗する」というイメージを持つ人が多いですが、実際には残業20時間前後+月末定時退社、在宅勤務+フレックス活用といったメリハリある働き方が可能です。
日中は会議と集中作業で確かに忙しいものの、大きな裁量を持って自律的に仕事を進められるため、ワークライフバランスを保ちつつ成長の機会を得られる環境。この記事では、私の実体験データをもとに「激務ではない大手企業のリアルな働き方」を詳しく解説します。
転職後の働き方 全体像
大手企業への転職後は、前職(ぬるま湯ホワイト企業から)の「定時退社だけ」の働き方とは一線を画します。
一方で、いわゆるブラック企業のような長時間労働とも違い、「忙しい時間帯」と「オフの時間」のメリハリがはっきりしています。
残業時間やリモート制度、裁量の持てる業務範囲など、働き方の主要ポイントをまとめていきます。
- 残業時間:月20時間前後
- メリハリ:月末は定時退社可能
- リモート:在宅勤務OK
- フレックス:前日夜まで対応→翌朝ゆっくり出社
- 日中の忙しさ:会議+作業でスケジュールは常にパンパン
- 裁量:担当業務は“自分の判断”で進められる
メリハリある勤務スタイル
月平均20時間前後でも安心
- 前職:ほぼ「定時帰り→翌月また定時」が当たり前
- 現職:月20時間程度の残業が発生するものの、月末は定時退社OK
月初は決算/会議等が集中しているためどうしても残業は発生します。
ただし、昔ながらの「残業するのがえらい」みたいな風潮はなく、月末は積極的に休みをとったり定時帰りが推奨されています。
月初〜中旬に集中して働き、月末は私生活に専念というリズムができ、単なる激務とは違ったメリハリのある働き方ができます。
在宅&フレックスで自由に働く
在宅勤務で通勤ストレスゼロ/フレックスで自由に
大手企業では在宅勤務制度も完備されていることが多いです。
私の転職した企業も在宅勤務は当たり前のように認められており、家庭の事情などで100%在宅も普通に実施されています。
- 自分の判断で在宅に設定可能(私の場合は週2くらい)
- 「フルリモート禁止」などのルールなし
- オフィスと自宅の使い分けで、電話会議の合間に家事もOK
- フレックス勤務と併用し、午前中出社⇒移動時間を勤務時間外として⇒午後在宅もOK
- フレックスはコアタイムなし(極論、朝1時間だけ働くのもOK)
- 前夜遅くまで作業した日は、始業を10:00にずらすなど柔軟に設定
在宅時は通勤ストレスからの解放と、自分/家族の時間の確保が可能。
フレックスで通勤ラッシュを避けることも可能。
柔軟な働き方が用意されているのも大手ならでは!
日中は“会議+実務”でフル稼働
- 一日に3〜5本の会議(部門ミーティング/経営会議/M&Aプロジェクト打合せなど)
- 会議と会議の間隔は30分未満もザラ
- 会議合間や帰宅前後に、集中作業タイムを自ら確保
- タスク管理ツールで優先度を明示し、「終わらせるべきこと」/「やらないこと」を明確に
日中は会議と実務でフル稼働になることが多いです。
どうしても作業時間が確保できない場合は残業で対応することもあります。
ぬるま湯ホワイト企業時代は、やりがいの無い業務を、うすく伸ばして定時まで粘る日々でした。
私はそれが苦痛でした。暇を持て余してネットサーフィンをしていた時間もあります。
人間、集中できることがないと腐っていくんじゃないかと思っています。
今は日中は確かに忙しいものメリハリがついた業務で、むしろ心地よいと感じるようになりました。

地頭×コミュ力(要領)で乗り切る
大手企業では、自力で情報をインプット・アウトプットする“地頭力”が一定以上求められます。
しかし、わからないことは先輩に聞いたり、社内ナレッジベースを活用したりすることで、誰でもキャッチアップが可能です。
- 地頭の良さはある程度必要(論点整理・資料読み込みのスピードなど)
- しかし、「わからないことは人に聞く」「周囲を巻き込む」立ち回りができればOK
- 大手ならではの “人と情報が豊富” な環境を活かし、自分の弱点を補えます
東大・京大卒並みの頭の良さが必要というわけではありません(私も平均並み大学出身)
自分でわかる範囲を調べて・まとめる、そのうえで不明点を聞く、熱意をもって仕事をするということができていれば、周りの人は助けてくれます。
私も入社して仕事のレベルの高さや、文化の違いに戸惑いましてが、周りの人にうまく助けを求めながらキャッチアップしていきました。
裁量の大きさと自律
大手企業における「できる人」とは、「自走できる人」を指します。
しがたい、業務も自走することを前提としており、上司の逐一指示を待たず、自分で判断して業務を前に進めます。
- 担当業務はすべて自分で判断(課題があれば上司の報告・相談)
- プロジェクト提案・所属外業務への参画:自分から手を挙げることで、新たな経験を積める
- 成果主義の評価制度:結果を出せば報酬や次の仕事につながる
- 誰かに管理される感覚はほぼゼロ
前職の「作業範囲外はやらない」意識から、「問題を見つけたらすぐ動く」主体的スタイルに変化。
「自分の裁量で仕事を組み立てられる」と、自己成長の実感と高いモチベーションを両立できます。
まとめ:大手転職後は“激務”ではなく“メリハリ×裁量”の世界
- 労働時間の合計値だけで「激務」と決めつけない
- 「いつ忙しいか」「どれだけ自由か」で働き方を評価
- 在宅&フレックスで柔軟性を確保しつつ、日中に集中
- 地頭+立ち回り力でキャッチアップし、裁量をフル活用

「大手だから毎日終電」は過去のイメージ。
自分で働き方をデザインし、成果を出せる大手企業のリアルを、ぜひ参考にしてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。

将来のキャリアに危機感を感じ、30代で大手電機・精密機械メーカーに転職。
現在は経理職として、決算、事業計画、M&Aなどの重要業務に従事しています。
転職後はスキルも年収も飛躍し、200万円の年収アップとやりがいある仕事を手に入れることができました。
このブログでは、当時の自分と同じように「会社に大きな不満はない。でもこのままでいいのか不安」 と感じている人に向けて、20〜30代での“攻めの転職”のリアルとノウハウを発信しています。
コメントを残す