20代~30代の転職は大手企業を目指すべき理由

20代~30代はぬるま湯は企業に浸かるべきではなく、成長機会のある会社への転職を強くお勧めしています。
(理由は以下の記事をご覧ください)


では、転職先はどこが良いのかというと、私は大手企業への転職をおすすめしています。
実際にぬるま湯ホワイト企業から大手企業に転職し、やりがいと年収アップを叶えた私がその理由を解説します。
20代~30代でぬるま湯ホワイト企業に勤めている方、転職しようか迷っている方、転職先に迷っている方は是非ご覧ください。
・20代~30代はポテンシャル採用が効く年齢で、大手を狙えるチャンス時期
・大手企業に就職することで多くのメリットを得られる(成長機会・年収アップ・専門性の深堀・再転職の優位性)
・一方でデメリットもある(ワークライフバランス・昇進の難しさ・構造改革等に巻き込まれるリスク)
・まずはリサーチと、現職場でできるスキルアップを

将来のキャリアに危機感を感じ、30代で大手電機・精密機械メーカーに転職。
現在は経理職として、決算、事業計画、M&Aなどの重要業務に従事しています。
転職後はスキルも年収も飛躍し、200万円の年収アップとやりがいある仕事を手に入れることができました。
このブログでは、当時の自分と同じように「会社に大きな不満はない。でもこのままでいいのか不安」 と感じている人に向けて、20〜30代での“攻めの転職”のリアルとノウハウを発信しています。
20代~30代はまだポテンシャル採用が効くチャンス時期!
転職市場で最も求人が多い年代が20代~30代前半となります。
事実、dodaが公表したデータによると、転職成功者全体のうち34歳までで約70%も占めています。
転職に成功した人の 年代別割合では、「20代後半(25~29歳)」(36.7%)が最も高く、次いで「30代前半(30~34歳)」(23.1%) となりました。 前回と比べると「30代後半(35~39歳)」と「40代以上(40歳以上)」の割合がアップ し、特に「40代以上」は前回の14.9%から16.6%へと大きく割合を伸ばしました。また、「40代以上」は2022年の13.9%から前回の14.9%にかけても1.0ptアップしており、継続的な上昇が見られます。即戦力を求める企業では経験豊富なミドル層の採用ニーズが高く、調査結果もこの傾向を反映しているといえるでしょう。
【引用元】
転職するなら年齢は何歳まで?転職成功者の平均年齢調査【最新版】年代別の転職活動のポイントは?
この年代は、求人で出されている要綱をすべて満たさなくても採用してくれることが多いです。
私も求めるスキル・経験をすべて満たしていなくても、書類は結構通りました。
これはいわゆるポテンシャル採用で、「まだ若いので会社に入って勉強してくれれば良い」ということです。
逆を言うと、それ以上の年齢(40歳ぐらい)になってくると、即リーダー(管理職)として採用されることになるのでしっかりとしたスキル・経験がないと転職はできません。
年齢とともに転職難易度は上がっていくわけです。
20代~30代はポテンシャル採用が効くチャンス時期なのです!

私もこの流れに乗って32歳の時に転職したのですが、大学卒業後の新卒では入れなかったような企業でもいくつか最終面接までいけたので、肌感覚としてもデータの示す通り有利な年代だと思います。(実際にそのうちの1つに入社)
大手に転職するメリット・デメリット
「ポテンシャル採用はわかったけど、大手企業に入るメリット・デメリットは?」にお応えすべく、まとめました。
メリット | デメリット |
・成長機会の増加 ・年収アップ ・専門性の深堀 ・再転職時の優位性 ・社会的信用の向上 | ・ワークライフバランス悪化の可能性 ・昇進の難しさ ・リストラ/事業売却等に巻き込まれるリスク |
それぞれ補足していきます。
・成長機会の増加:
資本力を生かした多くのプロジェクト、同僚・上司のレベルの高さ、研修の多さなど成長機会の増加が見込めます。
・年収アップ:
転職直後に上がるかは業界・職種・スキル経験次第なところもありますが、日本企業の中でも率先してベアアップするのは大手です。私も2年で月収が+8万円になりました(昇進はしていない・定期昇給/ベアのみ)
・専門性の深堀
大手では様々な部門の仕事をやるというよりは、1つの部署は1つのミッション(経理なら決算など)に特化することがほとんどです。より専門的にその道のプロとして業務を深堀りすることができます。
・再転職時の優位性
仮に職場が肌に合わなかった等、再転職をする場合も大手の看板が手に入りますから再転職時に優位に働きます。
・社会的信用の向上
住宅ローンの審査など、就職先の安定度が審査を優位する可能性があります。実際の審査基準はブラックボックスですが、私は転職1年目で住宅ローンを組み、ほぼ希望通りの額で審査が通りました。一般的に勤続年数が浅い場合は不利と言われる住宅ローンですが、大手の看板があれば信用度の底上げを期待できます。
・ワークライフバランス悪化の可能性
業界・職種にも寄りますが、業務のレベルアップに伴い業務負荷が上昇・残業が増える可能性はあります。ここはやりがいとのトレードオフですね。
・昇進の難しさ
同僚・上司のレベルが上がるので、昇進の難易度もあがります。
・リストラ/事業売却等に巻き込まれるリスク
日本を代表する企業であっても、業績悪化に伴うリストラ・事業売却に巻きまれるリスクはあります。
まずは必要なスキル・経験のリサーチと、意識を変えること。今の業務に目的を持って取り組むことでアピールが変わる
大手企業への転職を目指すのであれば、まずは転職サイトで求人を検索してみましょう。
気になる企業があればどのようなスキル・経験が求められているかをリサーチしてみましょう。
ここで焦って、エージェントに合って応募だ!というのも悪くない(嫌いではない)のですが、まずは冷静に今自分が持っているスキルと経験を書き出してみましょう。
いくつか足りないと思うのであれば、現業から得られるものはないか、あるいは会社の中で参加できるプロジェクトはないか探しましょう。
何もなければ現在の業務の改善・効率化でもいいです。
その業務・プロジェクトに「目的」を持って取り組みましょう。
転職時には必ず「今の仕事での成果」と合わせて「何を課題として捉え、何を考えて、どのように解決したのか」を問われます。
目的意識をもって業務に取り組むことで自然と面接時に話せるネタが増えていきます。
まとめ:若い世代はチャンス時期。まずは目的意識をもってアピールポイントを増やそう
若い世代は転職市場においては、大手企業へのポテンシャル採用狙えるチャンス時期であり、
まずは必要なスキル・経験のリサーチと、現業に目的意識を持って取り組み面接時に話せるネタ作りとスキル・経験を少しでも貯めましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。少しでもヒントになれば幸いです。

将来のキャリアに危機感を感じ、30代で大手電機・精密機械メーカーに転職。
現在は経理職として、決算、事業計画、M&Aなどの重要業務に従事しています。
転職後はスキルも年収も飛躍し、200万円の年収アップとやりがいある仕事を手に入れることができました。
このブログでは、当時の自分と同じように「会社に大きな不満はない。でもこのままでいいのか不安」 と感じている人に向けて、20〜30代での“攻めの転職”のリアルとノウハウを発信しています。
コメントを残す